Works
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2018.10.18
築30年のコロニアル(スレート)屋根がメンテナンスの時期を迎えました。原材料に「アスベスト」が使用されている種類でした(2004年までは、多くのスレート屋根にアスベストが使用されていました。今ではアスベストが配合されている石綿系スレート屋根は販売されていません)。
お客さまのご希望で、ご予算や今後のメンテナンスのしやすさなどから、ケイミューのスレート瓦への葺き替えを施工しました。
写真1. 築30年の屋根コロニアル(アスベスト配合)を丁寧に剥した時の防水シートの様子です。防水シートの所々に穴などが開き、劣化が目立ちます。防水シートの劣化は即雨漏りの原因となります。防水シートに開いた穴から雨水が構造用の合板を濡らし、屋根裏へと雨水が廻り始めます。2階の天井で雨漏れが発見できる頃には、この構造用合板が腐っていることも多く、その場合は構造自体の補修という大工工事が増えてしまうことにもなるので、定期的なメンテナンス(防水シートの点検)は重要です。
写真2.既存の構造用合板と防水シートの状況を見ながら、今回は構造用合板を重ねて貼り、その上にさらに防水シートを貼りました。
写真3、4.スレート瓦を貼り、角々の棟に下地板を取り付けてからガルバリュウム鋼板を貼って完成です。
リフォームアドバイザー
白鳥