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2018.10.02

  • リフォーム情報

ガイナの塗装

先日リフォーム事例に掲載した、ガイナの塗装についてもう少し詳しくご説明したいと思います。

 

ところでガイナって?

ガイナとは、一言でいえば「塗る断熱材」。

良質なアクリルシリコン樹脂と特殊セラミックビーズがバランス良く混ぜられた塗料で、建物へのガイナ塗布による省エネ効果の大きさは、

 

例えば、夏場80度にもなる鉄板屋根にガイナを塗装すると

  その表面温度を35度くらいにまで下げることができます。

 

例えば、冬場0度になる地域の内装にガイナを塗装すると

寝る前までエアコンをつけておけば、朝起きても室温は10度以上に保つことができます。

 

断熱塗料は様々な会社が発売していますが、ガイナは日本の宇宙研究の中心である国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構=JAXA(ジャクサ)の民間転用プロジェクト認定商品である点で、他社の断熱塗料とは一線を画します。

ガイナについて、詳しくはこちらのサイトへ → http://nissin-sangyo.jp/about/kouka.html

 

弊社でそのガイナを使用した屋根と外壁の塗り替えの事例をご紹介します。

 

 施工前
 全体的に塗膜が無くなくなってきています

 

 

 

 

 

 

 屋根の色褪せと多少の反りが出てきています

 

 

 

 

 

 

 

 バイオ洗浄(コスタム・ジャパン)
 通常の高圧洗浄をしても油分までは落すことができません。
 油分まで取り除くバイオ洗浄をした後に塗料を塗ると、
 通常の高圧洗浄より1、2年ほど耐久性がアップします。

 

 

 

 

 棟板を金ビスで固定
 塗り替えの頃になると、棟板金は必ずと言っていいほど釘が浮いています。
 ビスで打ち替えをし、その上からコーキング材を打って雨漏れを防ぎます。

 

 

 

 

 

 シール打ち
 耐久年数20年前後のイクシードプラスで隙間打ちをして
 屋根の隙間からの雨漏れから守ります。

 

 

 

 

 

 シーラー
 屋根材と塗料のつなぎをよくするための塗料型の接着剤(下塗り材)です。
 屋根の素材と築年数と劣化状況を総合的に判断して
 シーラー(接着剤)を変えて使用します。
 (最初は通気性と粘着性との相性を判断します)
 実際にシーラーを塗ってからも、相性をみた上で変更する場合もあります。

 

 

 断熱塗料ガイナ塗り
 1番人気の断熱塗料ガイナ色です。
 ※断熱塗料ガイナは艶消し色です。

 

 

 

 

 

 断熱塗料ガイナの2度塗り後
 角度を色々と変えて視て、吸い込みが激しいところは
 3度塗り以上を行います。
 南・西面にはガイナを3回塗ることが多いです(料金はプラスされません)。

 

 

 

 

 施工後
 壁の補修と塗装も行いました。
 塗装後の状態を長持ちさせるには、どのような商材を使用して
 どのような工法で行えばいいかを日夜考えながら進めています。

 

 

 

 

 施工後2

 

 

 

 

 

 

 

屋根の補修は「葺き替え」「重ね塗り」「重ね葺き」の3種類が一般的です。

弊社としてはやはり葺き替えを第一に考えますが、ご予算や家全体の耐久年数などをかんがみて塗り替えをご提案する場合には、対費用効果の高いガイナをお奨めします。

ガイナについて、「断熱効果が高いと屋根の下地の結露が心配」というご質問をよくいただきます。

ガイナは素材のセラミック効果で通気性があるので、結露・防露に対しても安心です。

重ね葺きは結露対策がとれないため、結露が起こりやすくなると思われます。

このように日々体験を活かしたご提案・工事を行い、お客様に喜んでいただけるように努力を続けています。

気になる点がありましたら、ご遠慮なくお尋ねください!